シャンプーは、頭皮の汚れを落とし、健康な地肌を保つための、大切な頭皮ケアです。
洗い過ぎも、頭皮が乾燥して、痒くなる事があります。
また、汚れが落ちていないと、皮脂が酸化し、臭いやかぶれの原因にもなります。
男性も女性にも、毎日のシャンプーで、習慣にしたほうが良い事を、まとめてみました。
シャンプーは夜にした方がいい
髪は夜に、頭皮の毛細血管から、栄養が運ばれます。
22時から14時と、言われています。
早朝に、髪が成長します。
この時間が、3時から9時くらいです。
朝の成長している時間帯は、毛穴がゆるみます。
その時間帯にシャンプーをすると、毛穴にシャンプー剤が、残留してしまう可能性があります。
そのため、シャンプーは、髪が成長している朝の時間帯は、避けたほうが、頭皮にも良い事になります。
正しいシャンプーのやり方
お客様に、自宅でシャンプーをしているときの、やり方を質問すると、かなり適当にされていると感じます。
髪ではなく、頭皮にトリートメントが残っていたり、シャンプー剤を手のひらにとった原液のまま、つむじ辺りからつけて、その部分の頭皮が荒れていお客様がいらっしゃいました。
シャンプーのやり方で、改善された方もいます。
高価なシャンプー剤や、髪質に合ったシャンプーを使っていても、正しくシャンプーが出来ていなければ、効果は感じられないはずです。
シャンプーのやり方を、見直してみましょう。
最初のすすぎで汚れを落す
髪のもつれをとかして、洗いやすい状態にします。
お湯は、少しぬるめ (38℃くらい) で2分くらいすすぎます。
熱いお湯ですすぐと、頭皮が乾燥してしまいます。
顔の洗顔と同じように、頭皮もぬるめのお湯で、すすぎましょう。
すすぎだけで、頭皮全体の汚れを落とすくらいに、意識して行います。
耳の後ろ、襟足など、洗いにくい部分も、すすぎ残しがないよう、しっかりと汚れを落とします。
指の腹を使ってシャンプー
シャンプー剤は、掌で泡立でてから、髪全体になじませます。
最初のすすぎができていて、汚れが落ちていれば、シャンプー剤の分量は500円玉くらいで、充分です。
ジャンプの適量は、髪質や長さ、ヘアスタイルによって、その時の自分の髪に、あった量を使います。
多すぎると、泡立ち過ぎて、あとのすすぎが大変です。
生え際から頭頂部へ、指の腹で頭皮を揉むように動かしていきます。
この時頭皮は、擦りすぎないように、気を付けます。
力加減は、やさしくマッサージを、するように洗いましょう。
長い時間、頭皮にシャンプー剤がついていると、頭皮が乾燥してしまう心配があります。
シャンプー剤を、頭皮につけている時間は短め(2分から3分くらい) に、注意しましょう。
髪の汚れは、かなりスタイリング剤が、ついていなければ、すすぎの際に流れていきます。
濡れた状態の髪は、キューティクルが傷つきやすいので、気を付けましょう。
すすぎはしっかり シャンプー剤を落す
最初のすすぎと同様に、しっかりとすすぎましょう。頭皮全体に、泡が残っていないように、洗い流します。
頭頂部やもみあげ、襟足の部分に、意外と泡が残りやすいので、注意しましょう。
シャンプー剤のすすぎ残しがあると、頭皮を傷める原因にもなります。
トリートメントは毛先を中心に塗布
トリートメントは、髪のケアのためのものです。
頭皮ケアのもとでなければ、毛先から中間に塗布していきます。
トリートメントの量は、ショートでティースプーン1杯分くらいです。
シャンプー剤と同様に、その時のヘアスタイルや髪質に合った適量を、見つけましょう。
トリートメントを、髪に馴染ませたら、揉み込んで乳化させましょう。
この作業を行う事で、仕上りが違います。
トリートメント剤によっては、少し放置すると、ダメージ毛ほどより効果的です。
トリートメント剤が、頭皮に残らないように、しっかりすすぎます。
まとめ
毎日の頭皮ケア、ヘアケアで、何年後に違いがあることが、毛髪の研究者の方に、実証されています。
しっかりすすぎをすること、シャンプー剤を掌で泡立てて髪につけるなどの、ひと手間を習慣にすることで、頭皮が変わり髪にも影響します。
男性も女性も、何年後、若々しくいられるよう、正しいシャンプーを、継続していきましょう。