成人式が近づくと、着物、和装小物などの、準備で忙しくなります。
普段、着ていないと、着付けをするときに、必要な物がわからなかったり、見落としてしまいがちです。
振袖は、成人式以外にも、大切な日に着る正装です。
振袖の着付けのときに、必要な物、あると便利な小物をまとめました。
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準備するもの
着物一覧
- 振袖
- 長襦袢
- 肌着 (ワンピースタイプか、肌襦袢と裾よけのように上下に分かれた物と、2種類ある)
- 半衿
- 伊達衿
- 足袋
肌気は、肌襦袢と裾よけと、上下が別々のタイプと、肌襦袢と裾よけがつながっている、ワンピースタイプのものがあります。
着付の際の補正のやり方によって、裾よけを使うほうが、便利な場合もあります。
これから準備するのならば、着付師の方にどちらがいいか、聞いてから購入することを、お勧めします。
半衿は、長襦袢に縫い付けて、用意しておきましょう。
やり方が、わからないのならば、ユーチューブなどで、詳しく動画もアップされています。
衿芯が通るように、縫い付けるので、自信がなかったら、着物を購入したお店か、借りた貸衣屋さんが、準備してくれるかもしれません。
着付師さんによっては、料金がかかりますが、お願いできるかもしれないので、相談してみましょう。
帯一覧
- 帯
- 帯締め
- 帯揚げ
- 帯板 2枚 (前板 後板)
- 帯枕
帯板は、振袖の際は、2枚必要です。
後板は、前板よりも小さめで、帯を結んだ下に入れます。
飾り帯を結んだ下の部分に、シワにならないように、張りをもたせるためです。
帯枕は、変わり結びの際は、はまぐり型を使います。
丸みがあって、両方の端の高さがない形です。
購入するのならば、ガーゼの袋の中に入っていて、ガーゼが紐になっているタイプがお勧めです。
帯枕は、帯が落ちてこないように、しっかり結びます。
帯枕についている紐が細いと、痛くなることがあるので、ガーゼ紐の方が安心です。
和装小物一覧
- 草履
- 和装バック
- ストール(成人式のように、寒い季節は必要)
履物は、自分の足に合っているか、しっかり確認しましょう。
鼻緒がきついと、足が痛くなってしまいます。
プロの方に、見てもらい選ぶことがおすすめです。
着付けとき必要な小物類
- 伊達締め 2本
- 腰紐 5本
- 衿芯
- 3重仮紐
衿芯は、素材によって硬いタイプと柔らかいタイプがあります。
振袖の場合、硬めのほうが、おすすめです。
3重仮紐は振袖の場合は、変わり結びで羽根を作る際に使います。
今は、羽根を多く作り、華やかな結び方をするので、3重仮紐は欠かせません。
あれば便利な小物
- コーリンベルト
- 和装用の下着
胸の大きめの方で、襟元の着崩れが心配ならば、コーリンベルトを使うと安心です。
和装用の下着は、胸を押さえるため用意することを、おすすめします。
和装のときは、体の凹凸をなくすように補正するので、和装用の下着のほうが、襟元もきれいに仕上がります。
スポーツブラでも対応できますが、着付師さんに聞いてみましょう。
ショーツも和装用がありますが、ラインがひびかないタイプを、用意しましょう。
着物に慣れないときの、トイレは大変です。
股上の浅めのショーツがおすすめです。
補正に必要なもの
- タオル 5枚
- コットン
- さらしガーゼ
- 補正パッド
タオルは、5枚は必要です。
コットンは体の凹凸をなくすとき、カット綿ではなく、広げると大きくなる、医療用のコットンを、着付師さんによっては使います。
さらしガーゼは、ドラッグストアで購入できるもので、30センチ幅で長さは5メートルくらいあればいいと思います。
コットン、ガーゼ、さらしなどは、購入する前に、着付師に確認してみましょう。
補正パッドは、着付師さんによっては、使わない方もいます。
持っていたら、使用するかは、着付師さんに確認してみましょう。
まとめ
大切な日の当日に、忘れ物をしないように、前日までに、着付師さんに確認してもらうと、安心です。
普段、着物を着る習慣がないと、当日は忘れ物をしてしまったりします。
しっかり準備をして、本番を迎えましょう。