縮毛矯正は、すべてのクセ毛の方がかければ、普段の手入れが楽になるとも言えません。
かけた当初は楽になっても、根元が伸びてきた時な、スタイリングがかける前よりも大変になったり、使っているホームケアによって、サラサラ感がなくなったりしています。
縮毛矯正は、時間かかるり、料金も高額です。
特に初めて縮毛矯正をかける方は、カウンセリングの際に、理解してほしい事です。
縮毛矯正をかける前に理解してほしい事
縮毛矯正をかけた数カ月後に、以前よりも、手入れが大変になったり、イメージ通りのヘアスタイルにならなくて、きっと、後悔すると思うお客様もいらっしゃいます。
細くて軟毛の猫っ毛、クセの強い波状毛と捻転毛、ダメージ毛やブリーチ毛、の方は、他の提案もしてもらえるかもしれません。
しっかりカウンセリングしてもらいましょう。
細くて軟毛の猫っ毛
縮毛矯正をかければ、当然の事ですが、ボリュームがつぶれてしまいます。ボリュームがつぶれてしまいます
クセで広がって見えるだけで、毛量の多くない猫っ毛の方は、ストレートヘアになって、イメージしていたよりも、ボリュームがなくなってしまい、戸惑うかもしれません。
大人の女性ならば、ボリュームがないと、印象もずいぶん変わってしまいます。
クセの強い捻転毛と波状毛
クセが強い、ウェーブが細かいなどのクセ毛の場合は、縮毛矯正をかけても、根元が伸びてくると、地毛のクセ毛の部分と、縮毛矯正の部分のなじみまなくなります。
クセが強い程、少し伸びれば気になります。
どのくらいの周期で、縮毛矯正をした方が良いのか、初めに確認しておきましょう。
ダメージ毛やブリーチ毛
繰り返しのカラーやパーマによるダメージ毛は、縮毛矯正をかけるのが、難しい状態です。
髪への負担がかかる施術なので、ダメージ毛では耐えられません。
ヘアケアをして、健康毛に戻ってからにしましょう。
縮毛矯正以外の提案できる事
細くて軟毛の猫っ毛
この髪質のクセ毛は、美容師から見て、縮毛矯正は必要ない事が、多々あると思います。
スイリング剤を上手く使って、クセ毛を活かした、ルーズなヘアスタイルをお勧めします。
上手な美容師さんならば、ハネやカールを活かしたカットにしてくれるはずです。
どうしても、クセが気になるのならば、部分的に、縮毛矯正をかける事も出来ます。
クセの強い波状毛と捻転毛
このタイプのクセ毛は、縮毛矯正をかけてから、早く根元のクセが気になります。
縮毛矯正をかけた時はしばらくは、手入れも楽かもしれませんが、根元が3〜4センチ位伸びると、太くて硬くて毛量の多い方ほど、膨らんで手入れが大変です。
時間がたって、髪が伸びるほど、根元がうねり、毛先は真っ直ぐのストレートになります。
継続して縮毛矯正をかけるのならば、短い周期でかけたくなると思います。
ストレートヘアになりたくて、早い周期でで美容室に行く事が出来て、しっかりとヘアケアもできる方でしたら、お勧めします。
美容室に行く時間が取れなくて、湿度の高い梅雨時だけとか、長い周期でと思っている方ならは、ウェーブを活かしたカットをして、スタイリング剤を上手く使って、ルーズなヘアスタイルを、お勧めします。
ダメージ毛やブリーチ毛
ダメージの度合いにもよりますが、髪質改善トリートメントで、髪を内部から補修する事をお勧めします。
ダメージによる乾燥で、膨張している状態ならば、質の良いトリートメントをする方が、落ち着きます。
ダメージが、ひどい方ほど縮毛矯正は、お断りされると思います。
まとめ
縮毛矯正をかけると、『元の髪に戻したい』と思った時に、時間がかかります。
かけた部分は、ストレートのままで、状態によっては毛先に動きが欲しくても困難です。
縮毛矯正をかけたら、ホームケアを見直す事も、お勧めします。
使っているシャンプーによって、髪の内部の補修成分が流れてしまい、ぱさついてしまうからです。
縮毛矯正をかけたばかりの、最初のサラサラの状態を維持するためには、ヘアケアも変わってきます。
特に初めての方は、美容師さんに、カウンセリングしてもらいましょう。